突然の通知。
MasterCardユーザーに届いたFAZNA(DMM.com)からのメールは多くの人を驚かせ、
利便性、そして表現の自由を奪っていく内容でした。
FAZNA(DMM.com)、2022年7月29日でMasterCardの利用停止
MasterCardをご利用のお客様へ
平素より、本サービスをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。この度、2022年7月29日(金)14時をもちましてMasterCardでの決済に関する契約を終了することになりました。
大変ご迷惑をおかけしますが、MasterCardをご利用のお客様は、VISA、JCB、Amex、Dinersへのご変更をお願いいたします。
引用元:DMM
前触れもなく突然にFAZNA(DMM.com)ではマスターカードは使用できなくなってしまいます。
アダルトコンテンツを扱う媒体に対する規制の一貫で
2020年ごろからMasterCardはアダルトコンテンツを配信するサイトなどでの使用を停止させています。
DMMに関してはMasterCardからアダルトコンテンツの配信停止を求める内容の警告があったかと予想されますが
グループの開業原点でもあるアダルトコンテンツを切り捨てることはしなかった。と見られます。
アダルトビデオファンからすれば称賛したくなる様な行動ですが
日頃からマスターカードを使用している方にはかなり痛いで出来事です。
ちなみに2022年7月29日以降、決済方法としてDMMで使用できるカードは以下の通り。
- VISA
- JCB
- Americanexpress
- Dinersclub
Mastercardのデビットカードも使用できなくなるのでご注意ください。
過去にはpornhbも。締め出され続けるアダルトコンテンツ
2020年12月10日MastercardとVisaは海外アダルトサイトPornhubに対する決済処理を停止したと発表しました。
両カード会社社は、12月4日にアメリカの大手新聞社であるニューヨーク・タイムズが
「Pornhubには児童ポルノやリベンジポルノが多数投稿され、そこから収益を得ている」
との報道以降、Pornhubに対する独自調査を実施していました。
今回のFANZAは児童ポルノやリベンジポルノの配信は行っていません。
AV禁止法案とも言われるAV新法の動きもあり
MasterCardはいち早くアダルトコンテンツの締め出しを行ったことが考えられます。
そうなるとポルノハブと同様に、VISAも近々FANZAから撤退する可能性は十分考えられます。
規制され続けるアダルト業界、販売できる方法も限られてくると業界全体が縮小してしまう可能性があります。
AVという表現方法の収益化を禁止する様な今回の内容はかなり批判が集まっています。
DMMがMastercardの取り扱いを突然終了へ いきなりの発表に利用者から困惑の声、もちろんFANZAも(ねとらぼ)
DMMで電子書籍買えなくなる…
(Mastercardしか持ってない) https://t.co/5WgeOJIHA8— Reyst (@Reyst_ht) July 20, 2022
話題に上がってるFANZA以外にも色々なサービスやってるから
急に系列サイトMasterCard使えなくなると普通に困るやつじゃないのこれ….…— とりにく (@tori29gyu29) July 20, 2022
まとめ
衝撃的な内容でユーザーの混乱を招く今回の発表。
月額見放題のサブスク動画チャンネルはクレジットカードでしか契約できないので
8月以降、悩まされるユーザーは増えそうです。
ライター【スニッカー北村】
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