スポーツ界などで性的搾取が叫ばれる昨今、まさかロックミュージックの世界でもまさかの人物が性的搾取を訴えました。
「ニルヴァーナ」のアルバム「ネヴァーマインド」が問題に
伝説的グランジロックバンド、ニルヴァーナのヒットアルバム、ネヴァーマインド。
誰もが目にした印象的なアルバムジャケットに映るプールをドル紙幣目がけて泳ぐ赤ちゃん。
今回の騒動はこの赤ちゃんが性的搾取を訴えているのが原因。
この赤ちゃん(スペンサー・エルデンさん)は現在30歳。
彼は自分の赤子の頃の裸をさらされていることに激怒しています。
訴えを起こされたのは存命中のニルヴァーナのメンバー、リードボーカルだった故カート・コバーンさんの遺産管理人と複数のレコードレーベル。
各々に損害賠償15万ドル(約1650万円)や訴訟費用を請求し、彼らが「商業的児童ポルノを故意に作成、所有、宣伝した」とエルデンさんは主張しています。
赤子の裸は児童ポルノに当たるのか?

アメリカの法律では、性的ではない乳児の写真は通常、児童ポルノとは見なされません。
ですが裸の写真をさらされた張本人であるエルデンさんは画像に1ドル札があることで、乳児が「性労働者のように」見えると主張しています。
なんというかカート・コバーンのセンスや性労働者を酷く蔑んでいる発言に聞こえるのは私だけでしょうか・・・
名作「ネヴァーマインド」を気持ち良く聴くためにも早期の決着を

- Smells Like Teen Spirit
- In Bloom
- Come as You Are
- Breed
- Lithium
- Polly
- Territorial Pissings
- Drain You
- Lounge Act
- Stay Away
- On a Plain
- Something in the Way
- Endless, Nameless
素晴らしい曲ばかりのネバーマインド。
名曲ばかりのこのアルバムと、とても好意的に受け取られていたアルバムジャケット。
一刻も早く事態が落ち着き、また気持ち良く聞ける日が来ることを願います。
ですが、生前からトラブルが多かったカート・コバーンの遺作。未発表曲も元嫁が表に出さずにファンを長い時間やきもきさせたこともありました。
このままもつれてもなかなか面白く、それがニルヴァーナらしさなのかもしれませんね。
ライター【スニッカー北村】
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