セックスしているとどうしてもこの興奮、エロスを記録として残したくなる衝動ってありませんか?
彼女、彼氏との最高のセックスを動画として残し、一人の時のオナニーのオカズにすると興奮は何倍にもなることでしょう。
ですがその撮影、危険です。ネットにそのハメ撮り動画が蔓延してしまうと、リベンジポルノという恐ろしい結末を招いてしまうのです!
リベンジポルノとは
リベンジポルノ(英: revenge porn)、あるいは復讐ポルノ(ふくしゅうポルノ)とは、
離婚した元配偶者や別れた元交際相手が、相手から拒否されたことの仕返しに、相手の裸の写真や動画など、
相手が公開するつもりのない私的な性的画像を無断でネットの掲示板などに公開する行為のこと。
引用元:wikipedia
芸能人の指原莉乃さんも被害にあったことで一気に知名度が上がったリベンジポルノ。
最近になって問題が大きくなってきているのですが、それは指原莉乃さんがリベンジポルノ被害にあったからだけではありません。
TwitterなどのSNSに投稿されているハメ撮り動画の顔が自分だったら?あなたの恋人の過去だったら?
リベンジポルノは有名人だけの問題ではなく、あなたにとても近い問題でもあるのです。
リベンジポルノ防止法の制定
私事性的画像記録の提供等による被害の防止に関する法律(リベンジポルノ防止法)」が公布されました
1 罰則(1) 公表罪
- 第三者が撮影対象を特定することができる方法で、私事性的画像
記録(物)を不特定若しくは多数の者に提供し、又は公然と陳列し
た者に対しては、3年以下の懲役又は50万円以下の罰金。
(2) 公表目的提供罪
(1)の行為をさせる目的で、私事性的画像記録(物)を提供した者
に対しては、1年以下の懲役又は30万円以下の罰金2 プロバイダ責任制限法の特例(画像の削除)
私事性的画像記録に係る情報がインターネット上に流通することに
よって名誉又はプライバシーを侵害されたとする人から、プロバイダ
が削除の申出を受け、当該情報の発信者に対して削除に同意するか否
かによって照会し、照会から2日を経過しても発信者から削除に同意
しないという回答がない場合、当該情報を削除したプロバイダは損害
賠償責任を負わない。
また、当該画像又は動画を撮影された人がなくなっている場合、そ
の人の「配偶者、直系の親族又は兄弟姉妹」であれば、プロバイダに
当該情報の削除の申出ができる。引用元:東京都総務局人権部
リベンジポルノ行為に手を出してしまった場合、3年以下の懲役又は50万円以下の罰金。
また、ハメ撮り動画を流通させるために業者や知人に動画を渡しても、1年以下の懲役又は30万円以下の罰金。
結構重い罰則に感じますが、それでもリベンジポルノの被害にあった人からすればまだまだ軽いですよね。
勝手にAVに出演させられてるようなものなんですから。
ハメ撮りからリベンジポルノへ。止められない情報化社会。コロナ渦で急増も
昔は夫婦の記録としてセックスを撮影したり、ある種のフェチ、性的趣味趣向としてハメ撮り、露出撮影などが行われてきました。
それは同意の上で動画として流通したり、あるエロ雑誌に掲載されたりとカップル同士の性的欲求を満足させるために細々と行われたのもです。
しかし、現代は情報化社会。スマートフォンの流通や動画編集アプリの登場により、ハメ撮り動画や露出写真のアップロードは多発。リベンジポルノ予備軍は大量発生しています。
一部のSNSでは同意の上なのかはわかりませんが、頻繁にハメ撮り動画のような投稿が見受けられます。
今は同意の上で撮影したものでも、別れたら?離婚してしまったら?
そのSNSにアップロードされたハメ撮り動画は一瞬でリベンジポルノに変化します。
新型コロナウイルス蔓延により、性的被害はポルノだけにとどまりません。
「コロナの影響でアルバイトがなくなった恋人(彼氏)がアパートに転がり込んできて、生活費も入れない。別れたいが性的な画像を撮られているため、それもできない。今は『風俗で働け』と言われている」
このような状況に立たされた女性はAV出演などという悲しい選択に至る可能性だってあるのです。
加害者・被害者にならないためには?
写真を撮られた側はどうしても同意の上で行ったかのような錯覚を覚えてしまします。
カップルのセックス中に起こっていることなので、そういう罪悪感に苛まれるのも仕方ありません。
しかし、リベンジポルノをまず起こさないためにはその撮影自体拒否しなければいけません。
最初は『俺の個人的なオナニーにしか使わないから』『私、あなたと寝ていない時もあなたを思い出したいから』
なんて言葉で甘えてくるでしょうが、撮影してしまったが最後、撮影者本人がアップロードしなくてもcloud上に保管された画像、動画はハッキングなどで流出してしまう恐れがあるのです。
また、撮影者が無料ポルノサイトを閲覧し、そこでウイルスに感染してしまったら?
あなたがリベンジポルノにしたくなくても、勝手にどこぞのエロ動画サイトにアップロードされることになってしまいます。
リベンジポルノにならないように、アップロードとか公開しなきゃいいんでしょ?
なんて考えは危険です。
まずは撮影しないこと、撮影させないこと。
それがリベンジポルノ対策で一番大切な対処法です。
それでも蔓延するリベンジポルノ
罰則が制定されて国が取り締まっているというのに、リベンジポルノは蔓延し続けています。
あなたの大事な恋人が動画で裸やセックスをさらされてしまう。そんな悲しい出来事は他人事じゃありません。
Twitterで蔓延するハメ撮り動画
Twitterはエロ、アダルト、性的表現が他のSNSに対して緩く、ハメ撮り動画や写真が多く出回ってしまっています。
中にはAVのワンシーンを切り取って、ハメ撮りのように見せている動画も混じっていますが、リベンジポルノに後々発展しそうなハメ撮り動画も多く見ることができます。
twitterの動画や写真は簡単にダウンロードできたり、動画スクリーンショットなどで動画ダウンロードの知識がなくても簡単に保存できてしまいます。
一度アップロードしてしまった動画は、カップルが別れた後も半永久的に残り続ける可能性があるのです。
デジタルタトゥーになると最悪
デジタルタトゥー(英語: digital tattoo)は、一旦インターネット上で公開された書き込みや個人情報などが、一度拡散してしまうと、完全に削除するのが不可能であることを、「入れ墨(タトゥー)を完全に消すことが不可能」であることに例えた比喩表現。
当事者が、電子掲示板・ブログ・ソーシャル・ネットワーキング・サイトなどに書き込んだコメントや、掲出した画像はしばしば当人の意図に反して繰り返し複製され、
インターネット上で急速に流布・拡散することがあり(いわゆるストライサンド効果)、後から削除しようとしても、結果的に「半永久的に残り続けること」になる。
さらに、日常的な行動の結果として記録される、位置情報、顔認識、検索履歴、閲覧・視聴履歴、その他のデジタルデータも、恒久的に蓄積されていくものであり、デジタルタトゥーの一種とされる。
引用元:wikipedia
ストライサンド効果とはその隠したい、消し去りたい事実を消そうと行動した時、インターネット上でそれを感知した利害関係のある存在が、コピーを複製してネット上にばらまく行為です。
あなたがノリで公開してしまったtwitterのハメ撮り動画や、裸の写真は
あなたが消そうとした時に、『金になると考えた業者』『あなたや被害者を脅す人物』が消される前にデータを取得してしまう可能性が十二分にあるのです。
このようにお互いのデジタルタトゥーになる前に、ハメ撮り動画や裸の撮影はやめておくべきでしょう。
動画削除依頼のトップサイトは?
「デジタル性暴力」の被害者から相談を受け、当該サイトに削除要請を行うなどの被害者救済活動を無料で行っているのが、NPO法人・ぱっぷす(ポルノ被害と性暴力を考える会)です。
彼らの2020年度(2020年4月〜2021年3月末)の削除要請は2万2735件にも及びます。
その中にはTwitterなどのSNSの他にも
大企業も含まれています。
- FC2
- share-videos
- DMM(FANZA)
- porn77info
- エロタレスト
個人でアップロードできるFC2などはもちろん
まさかの大手アダルトメーカーのDMM(FANZA)もリベンジポルノをアップロードしていたなんて驚きですね。
まとめ
リベンジポルノは恋人同士の意識付けで簡単に避けられる。
そう言葉で表現するのは簡単です。
ですが、性的欲求はなかなか簡単には止められません。
もし、そのセックスの記録を残したいのであればオフラインの撮影機器で撮影してPCなどに繋がないよう閲覧するしかなさそうです。
私は、過去の男や今の彼とのセックスの記録なんて残そうなんて思ってませんので、今夜はかっこいい男優さんのセックスをAVで見てオナニーしようかな。って思っています。
ライター【エロい広報高田】
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