2021年、大手AV配信サイトFANZAから次々とAVメーカーが撤退しています。
モザイク規制に従わなくなった、自社サイトでの配信をメインに切り替えた。
など、多くの憶測を含む撤退理由がアダルトメディアやファンの間で囁かれていましたが
EMではこの事件を今一度整理して考察し、まとめることにしました。
2021年、プレステージ、MAXING、SODが撤退
2021年。この一年足らずでFANZAのAVはめっきり数が減ったように思えます。
事実、AVの大手メーカーが配信を停止しているのでその感覚は決して間違っていません。
- プレステージ(全面撤退)
- MAXING(VR作品のみ配信。従来の2DAVは配信停止状態)
- ソフトオンデマンド・SOD(2021年8月配信以降の作品の殆どが削除。)
プレステージに関しては2021年2月に公式での発表がなされていますが、MAXINGとSODの2メーカーに関しては未発表。
突然、贔屓のAVメーカーが見れなくなったのでは、FANZAのボリューム感が一挙に衰えたと感じるのは無理もありません。
奇妙な一致。FANZA撤退するメーカーの失態
さて、この3大AVメーカーには大きな共通点があります。
この3メーカーは近年、主力AV女優のモザイク修正前の無修正AV動画が流出しています。
問題は無修正流出した時期と
FANZAからの撤退(配信停止)の時期が奇妙に重なること。
プレステージ
MAXING
ソフトオンデマンド(SOD)
無修正動画が流出すると、FANZAで配信できなくなる規約でもあるのではないか?と疑いたくなるほどの流出期間と配信停止期間が一致しているように思えます。
FANZAはDMMと切り離された子会社。
アダルトを生業にすると一部上場できないことからこのような形態と転身が図られてきた背景がありますが、DMMという企業がよりビッグカンパニーに成長することで今回のようなFANZA撤退問題が次々に起こる可能性は十分に残されています。
アリスJAPANやE-BODY、EROTICAも以前に無修正を流出
かねてより無修正動画が流出していたAVメーカーはどうなのでしょう。
- 辰巳ゆいなどトップ女優の無修正が流出したアリスJAPAN
- 過去にJULIAの無修正が流出したE-BODY
- 看板女優絵色千佳の無修正が流出したEROTICA
この3メーカーもかなり大きな流出事件を起こしていますが、現在も何事もなかったかのようにFANZAで多くのアダルトビデオを配信し続けています。
この3社の無修正動画の流出したタイミングはFANZA設立前。
巨大企業に転身する前の段階だったからこそ、見逃され今もAVを配信できているのかもしれませんね。
ビッグカンパニー傘下のFANZAは厳格?規制とAVの関係性
これは2017年頃まで当時トップのシェアを誇るアダルトメディアで広告、ライティングを担当してた人間の話です。
とあるDMM役員とミーティングする機会があり、その際
「プレステージは自社配信している作品が無料サイトに出回りすぎている。そろそろ関係性を考えないといけない」
という趣旨の発言を彼は耳にし、私に伝え。
この記事を書くきっかけを与えてくれました。
FANZA(DMM)は巨大企業であるがゆえに無修正動画を流出したAVメーカーを放っておくことができずにある種の制裁を下したのではないでしょうか。
悪い想像ですが、世論がアダルトな媒体を排除する時勢が強くなった場合、海外サイトのPornhubのようにいつかはFANZAの配信動画のほとんどが削除される日が来るかもしれません。
ライター【スニッカー北村】
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